Participants interview, Masafumi YAMADA

omatsuri doctorsは、多様化する医学生・医師の『好き(好奇心)』に焦点を当てたキャリア名鑑です。旅先で気になる仲間に連絡して、新しい出会いや旧友との再会を果たすことができます。新しい仲間から、お誘いが来ることもあります。本キャリア名鑑は、医学生・医師の個性溢れるキャリア選択とネットワーキングを応援していきます。

今回は、山田壮史(やまだ まさふみ)さんをインタビューしてきました。


山田壮史(やま まさふみ)
亀田総合病院初期研修医2年目
肩書き:Clinician × Educator (× Politician)です。
好きワード:総合診療 × 教育 × 田舎暮らし
略歴:産婦人科の祖父に取り上げられ、千葉県八千代市にて出生。一般家庭で育ち、父の転勤に伴い小学校はメキシコで過ごす。帰国後、中学受験し渋谷教育学園幕張中学校に入学。その頃から医師を志していた。しかしラグビーで日本一を目指すため中高一貫校を途中退学し、流通経済大学付属柏高等学校へ入学。高校3年間をラグビーに捧げ全国大会・国体に出場する。高校卒業後、1年の浪人を経て島根大学医学部へ入学。入学後はラグビー部に所属し、プレーヤー兼監督としてチーム改革・マネジメントを行う。在学後半はカリキュラム委員会に所属し学生と教員の架け橋として活動し、コロナ禍でのオンライン授業の普及などに力を入れた。6年次には多職種連携を学ぶサークル「SiPS」を立ち上げた。在学中、総合診療科の魅力に気づき初期研修は亀田総合病院地域ジェネラリストプログラムに入る。後期研修は亀田ファミリークリニック館山の家庭医診療科へ。

Q.1 趣味や休日の過ごし方を教えてください。

 島根大学で田舎暮らしの楽しさに目覚めてからは、キャンプ・料理・スノボ・など主にアウトドア系の趣味が広がりました。大きな休みが取れた時はキャンプやスノボなどに出かけます。中々大きな休みは取れないので、休日は読書(主に漫画)を読んで過ごすことが多いです。元々はインドアだったこともあり寝るのが大好きで、少し時間が空いた時は日課の筋トレを行い、心ゆくまで寝ています。笑

Q.2 憧れている肩書きを教えてください。
(*Clinician 臨床家 / Researcher 研究者 / Educator 教育者 / Entrepreneur 起業家 / Politician 政治家 / Activist 活動家 / Policy maker 政策決定者 / Creator クリエイター / Performer パフォーマー / etc.)

Clinician × Educator (× Politician) です。

Q3.『好き(好奇心)』のキーワードを教えてください。

総合診療 × 教育 × 田舎暮らし です。

Q4. 一つ目の好きワード『総合診療』の道を選択したきっかけは何だったのでしょうか?

昔から私の中にあった疑問はシンプルに2つでした。「人はどのように生命活動を維持しているのか」「人はなぜ生きているのか」。この2つを解き明かすと同時に、相手を幸せにすることができる職業として医師を志すようになりました。医学部で生命活動への好奇心はある程度満足してしまったことを感じている時、様々な経験や出会いから「どうすれば人は幸せに生きることができるのか」という部分に深い関心を持つようになりました。その時たまたま亀田ファミリークリニック館山の家庭医診療科の先生と出会い、私の行く道はこれだと確信したことを覚えています。生活する上で必ず生じる人の営みに対し、様々な角度からアプローチすることができる能力や、人間に対する深い理解はまさしく自分が求めるものであり、自己実現としてこの道を進むことを決めました。

Q5. 『総合診療』を志望してこれまでやってきたこと、今やっていること、これからやろうとしていることがあれば教えてください。

 初期研修は亀田総合病院の地域ジェネラリストプログラムに所属し、市役所〜ICUまでほとんど全ての医療資源に関わる事ができ、生活の中にどのような形で医療が存在するのかを学ぶ事ができました。これからはまず、家庭医診療科専攻医として、家庭医の持つ能力を集中して身に着けていきたいです。後期研修は自由に羽ばたける能力を身につけるためのFist stepであり、将来的に人・家族・地域・国・世界の抱える問題を診断し、治療できるような能力を持つことを目指しています。
また、初期研修中にアメリカへ1ヶ月留学した時、全人的な理解のために自分の思考の壁を崩す方法として、リベラル・アーツの重要性を学びました。今後はリベラル・アーツを継続して学び直していこうと思っています。

Q6. 二つ目の好きワード『教育』に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?

 高校までは特に意識していませんでしたが、大学に入って自分たちの受けている教育や部活の引き継ぎを考えている時に、「悪いものをなくし良いものを次に残していく」というのは、今を生きる人としての責務だと考えるようになりました。そのために自分が今できることは、今の教育やそのシステムに声を出すことだと思いついたのがきっかけです。  また、興味を持って調べていく内に、医学に関わらず幼少期〜高等教育がもたらす恩恵は非常に大きいと気付きました。小さい頃からの教育文化がその人の思考の骨格となり、身体・心理・社会的にも幸せに大きく影響していきます。思考が解き放たれて、より自由に、幸せに、面白く次世代が育つ未来を夢見ています。

Q.7 『教育』に関してこれまでやってきたこと、今やっていること、これからやろうとしていることがあれば教えてください。

 医学部在学中はカリキュラム委員会に所属し、5年次に必修臨床実習が終わる前に学年全体にアンケートを実施し、臨床実習のあり方を医学部長と協議してきました。臨床実習手帳の改変などに繋がりました。また同期に協力を募り、半数以上の人と一緒に臨床実習マニュアルを作成し、後輩に継続してリバイズできるような仕組みを作りました。  初期研修が始まってからは、自身のプログラムの教育・業務改善のために有志とともに各研修病院の教育プログラムを分析し、比較検討したものを上層部と協議してきました。また、個別で後輩のメンタリングも行っています。  これからは臨床に力を入れるために少しペースを落とそうと考えていますが、Ratsプログラムなど若手医師でも医学教育を学べる取り組みに参加したり、このMATSURIのような活動に参加し若い世代の感覚から離れすぎないようにしていこうと思っています。

Q.8 三つ目の好きワード『田舎暮らし』に憧れるようになったきっかけは何だったのでしょうか? 

 島根で学生生活を始め、豊かな自然と美味しすぎるご飯に囲まれ、都会の雑踏から離れた場所での生活がとても気に入りました。しかし、それだけではありません。都会へ人が集中する流れは日本だけでなくアメリカなど他の先進国でも顕著に起きています。今後もこの傾向は続き、自然から切り離された場所での生活から逃げられなくなる未来は迫っています。そのような流れに逆らい、田舎を充実させて美しい自然を守り、人間が生物として自然と共存していく世界が私の理想だと考えています。田舎でも医療のインフラが整っていて、ちゃんと子どもたちが成長できる。その理想と現実の合意形成はPoliticianの仕事だと思います。どんなところでも自分らしく幸せに生きていく事ができることの証明に、田舎暮らしを自ら実践しようと思いました。

Q.9 『田舎暮らし』に関してこれまでやってきたこと、今やっていること、これからやろうとしていることがあれば教えてください。

 大学6年間、初期研修2年間は田舎で楽しんできました!これからの専門医研修4年間も楽しむ予定です。また、田舎で生まれる問題は世界最先端の課題でもあると考えています。この課題をより深く掘り下げていけるように地域住民との交流や市役所など行政との協働など様々な場所に顔を出していきたいです。

Q.10 MATSURIは大学の外に飛び出して、自分の『好き』を広げて、深めて、新しい知識や人と繋がる経験ができる場所を目指しています。医学部を目指す中高生や医学生の後輩に何か応援メッセージをお願いします。

MATSURIの存在に気づいた人たちは、新しい場所を探すアンテナが立っているのだと思います。ぜひ、そのアンテナを大切にしてほしいです。自分の興味関心は新たな出会いが広げてくれると思います。島根県の出雲大社は縁結びの神様でした。「縁」を大切にしていきましょう!  最後に、私が決断する時に考えることを一つシェアします。私は常に2つの軸で考えます。「この決断は本当に自分が望んでいることか」「この決断は世の中に良い影響を与えるのか」という事です。MATSURIのような場で多種多様な価値観と触れ合うことは自分の本当の望みを見つけるために非常に有用だと思います。自分の本当の望みが見つかったならば、ぜひその望みを世の中に還元できるようにしていってほしいと思います。強力な自分軸を持ちつつも、他人軸でも物事を考えられるような人であってほしいです。  MATSURIで待ってます!!

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